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ソフトバンク倒産の危機!? 抱える問題点 有利子負債はいくら 実は投資で儲けている!

 

日本有数の大企業であるソフトバンクですが、いま倒産の危機に直面している。

 

ソフトバンクは2017年に孫正義サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド、ムハンマド・ビン・サルマーン副皇太子らによるソフトバンク・ビジョン・ファウンドという投資ファンドによって経営資金を賄っている。

 

現に2019年3月期中間決済は

売上高 4兆6539億円 「前年比+6%」

営業利益 1兆4207億円 「前年比+62%」

増益は62%だが、そのほとんどがソフトバンク・ビジョン・ファウンドによるものだ。

国内の通信事業からは1%の利益しか出ていない。

 

 

そんな中今までソフトバンクが投資、買収してきた企業と金額を見てみよう。

2013年アメリカの電話会社スプリント・ネクステル・コーポレーションを216億ドル(日本円で約2兆円)で買収した。

しかしスプリントは経営不振で有利子負債の大部分がスプリントのため、完全にソフトバンクのお荷物となっている。

同じく2013年携帯端末卸売業のアメリカブライトスター社を完全子会社化。

そして2016年、イギリスの半導体設計大手アームホールディングスを3兆3000億円で買収。

2018年にはアメリカのロボット開発会社 ボストン・ダイナミクス社を買収した。

 

この会社は2016年グーグルが買収しており、短期で利益が出ないという理由で売りに出ていたところをソフトバンクが買ったということになる。

 

現在のソフトバンクが抱える有利子負債は13兆~18兆円に上るといわれている。

しかし中国IT大手アリババグループホールディングスの株を約30%持っているため、それを売れば有利子負債がゼロになる可能性もある。


 

さらに最近だとヤフーと共同開発したQR決済「paypay」の不正請求が発覚。

2018年3月期の決算で連結純利益が1兆円以上あったにも関わらず同期の納税申告では0円だったのだ。

ソフトバンクが様々な手法を駆使して租税を回避しているのである。

ビジョン・ファンド2を行おうと考えているソフトバンクだが、資金がなかなか思うように集まらないらしい。

サウジアラビアのファンドは最初のビジョン・ファンドの利益分だけ投資をするということを伝えている。

アブダビの会社も最初のビジョン・ファンドの3分の2までにする検討をしているという。

 

つまり、いまソフトバンクは携帯会社や通信会社ではなく投資で大幅な利益を出す『投資会社』になっているのだ。

もちろん投資なのだから失敗したら大きな損失になりかねない。

今、最も危機に直面しているソフトバンクが今後どのような動きをするのか注目である。

また、これが我々にとっての投資のチャンスとなるだろう。