増税と軽減税率 増税後お得に買い物をする方法
#2 増税と軽減税率
10月から消費税が8%→10%になりますね。
基本的に社会保障の財源は保険料によって賄われています。
つまり働いている現役世代に負担が集中するわけです。
ただそれを回避するために公的な費用(税金+借金)も充当しています。
しかし少子高齢化が進む日本では保険料による賄いには限度があるため公的な費用に頼らざるをえないのです。
現在、公的な費用の多くは借金で賄っている現状です。
なので今回は消費税をあげて社会保障の充実と安定を図っているのです。
そこで私たちは増税後、お得に買い物をする方法を書いていきます。
・ポイント還元
増税前も様々なところでポイントキャッシュバックキャンペーンを目にしてことがあると思います。
それは増税後も同じで、買い物をして現金以外の方法で支払った場合、
支払額に応じて2%や5%のポイント還元が受けられます。
カード払いや電子マネーによる決済が主です。
ちなみにポイント還元率の違いは以下になります。
*還元なし
大企業(資本金が5000万円を超え、従業員が50人を超える(サービス業の場合は100人)
企業のスーパーやデパート、家電量販店などです。
*2%還元
コンビニ、外食、ガソリンスタンドなどのチェーン店です。
*5%還元
中小店舗の飲食店、小売店、宿泊施設などです。
・軽減税率
軽減税率の導入は「低所得者への経済的な配慮をする」という目的で進められています。具体的には、所得に関係なく一律の割合で納める必要のある消費税について、生活するうえで必須となる飲食品などの税率を低くするというものです。
しかし実際に低所得者に対して有効なのかという点においては一部懐疑的な意見もあります。
国税庁は軽減税率の対象になる品目の公表をしています
以下の通りです。
これによると酒類を除く食品表示法に規定されている飲食品と週2回以上発行されている新聞は軽減税率の対象となり、消費税8%に据え置きされます。
一方で酒類、外食、ケータリングなどの食事は対象外となるため消費税率10%が適応されます。そのためお酒をよく飲む方や外食の頻度が多い方は消費税増税の影響を受けやすくなります。
・プレミアム商品券
プレミアム商品券とは消費税増税に伴い、家計の負担緩和や地域の消費下支えのため
全国の市町村が25%もお得に買い物ができる商品券を発行、販売しています。
税率引き上げ後の6か月間ご利用することができ、すでに多くの方が申請している現状です。
ちなみにこちらを購入できる方には条件があります。
①住民税非課税者分
・2019年度の住民税が課税されていない方
(ただし、住民税が課税されている方に扶養されている方
生活保護の受給者等は購入できません)
おひとりにつき最大2.5万円分の商品券を2万円で購入できます。
・子育て世帯分
2016年4月2日~2019年9月30日までに生まれたお子様がいる世帯の世帯主
お子様一人につき、最大2.5万円分の商品券を2万円で購入することができます。
このように今回の増税には家計の負担を軽減する様々な対策法がありますので
ぜひ皆さんもこれらの対策を実践して、お得に買い物をしましょう。